1961年(昭和36年)4月、田沼町下彦間1519番地(現在の佐野市下彦間町)に漬物製造工場を建設。
甘酢生姜、紅生姜、甘楽京、山ごぼう、すし梅等を主体に製造卸売業として発足いたしました。当時、原料の生姜は栃木県内の農協を通じて契約栽培をお願いしておりました。その生姜を加工して県内または群馬県下の卸問屋を主として販売いたしておりました。
昭和37年頃、寿司店では「がり」は原料の生姜を仕入れて、各々独自の方法にて味付けをしておりました。私どもではそれをヒントに業務用がりの研究と開発に日夜努力し、今日の基盤を築いた次第であります。
1988年(昭和63年)1月JAS認定工場となり、現在では工場の敷地も16,500平方メートルにもなり、近代的な設備の新工場にて、良質でしかも衛生的な製品が大量に製造できるようになってまいりました。また、平成6年7月には本社南へ3キロの場所に、敷地6,600平方メートルの大規模な閑馬倉庫も完備し、原料保管にも十分なスペースが可能となりました。
新がり完成品®(甘酢生姜)、紅生姜製品の他にも、わかめを素材にしたヒット商品わかめしば漬やすし梅、梅干等日本全国へ販売し、国内だけでなく広く海外にも進出いたしております。
お客様のご要望に応じる為、常に製品の品質・味を大切にし、現在では品質管理システムを進めお客様に安心して喜ばれるよう努力いたしております。
1999年(平成11年)9月には、最先端の食品衛生技術に対応する為、HACCP・AJVCの会員となり、リアルタイムで情報を収集し、より良い衛生環境を目指して努力しております。
2000年(平成12年)3月17日には、業界初のISO9001の認証取得に成功しました。
創業当時からの理想であった、原料の仕入れから出荷までをマニュアル化し、それに沿って製品を作りだすシステムを確立する為、ISO9001を取得すべく特別チームを編成し、全商品に対するマニュアル化を8ヶ月で終了しました。
2000年(平成12年)11月1日には東京都中央区日本橋に東京営業所を開設しました。
2001年(平成13年)7月には、お客様により安心して召し上がって頂ける製品をお届けする為に、最先端の衛生管理技術を導入した新工場を本社隣接地に建設いたしました。
2003年(平成15年)3月11日に、ISO14001を認証取得致しました。
また2003年(平成15年)3月17日に、ISO9001:2000年版への移行並びに拡張(東京営業所・漬物センター)を終了致しました。
2018年(平成30年)3月11日を以って、ISO9001及び14001の認証を返上し、新たに、2018年(平成30年)6月20日に、FSSC22000を認証取得致しました。
モンドセレクションを2013年から5年連続で受賞するなど、 新たな取り組みにも挑戦を続けています。
遠藤食品 イメージキャラクター